ケージを自作しました
こんにちは!そしてめちゃくちゃお久しぶりの更新となりました。プライベートのことが色々とありつつで更新が止まってしまっていました。すみません💦
今回ブログ更新はケージの自作をしましたので自分の備忘録としても含め皆様に情報シェアできればなと思い書くことにしました。
きっかけ
実はSNSでは書いていたのですが、昨年末から1月にかけて雛が10羽孵りました。
過去に購入した縦長のケージで対応していこうかと思っていたのですが、うちだけなのかもしれませんが、キンカチョウって縦に動くより横に動くんですよね。縦長だったとしても皆上に固まってしまう。なので横広のケージのほうがいいよなぁと漠然と思っていました。まだ雛を巣上げしたかどうかぐらいの時です。
既製品を買おうと思っていましたが、中々幅が広いケージって売ってないんですよね。
縦長ケージ作成の記事はこちらです。
で、いつもお世話になっているとりカフェ「バードケージ」さんのところに行って美味しいランチをいただきながら相談させていただきました。
そのときに「なければケージを作ってみれば?システムラックを利用して作っている」ということを教えていただきました。
なるほど。なければ作る!手間はかかるけど自分用にカスタマイズもできるしやってみるか!と作ってみることに。
毎回行くごとに新しい気づきを与えてくれる。本当にパパさん、ママさんありがとうございます!うちのヒナたちが元気に育ったのも色々と教えていただけたから。
わらびとゆきみが大きく育ち、その後の雛たち育雛にも繋がって今に至ります。本当にありがとうございます!!
過去の雛奮闘はこのリンクあたり見てもらえたらと思います。
部品の選定
まず今あるシステムラックをケージ化するにどのような部品が必要なのかを考えました。
条件として・・・
- システムラックのサイズは幅90cm、奥行きは45cm
- 横幅が広いと喧嘩したときにでも逃げられる。
- 最初は安くするために百均の網も考えたのですが、バナナ型水入れを飲水として使いたいので差し込みはできないのではないか。となると鳥用ケージが良いのではないか。
- メンテナンス性を高めたい。ケージは固定されるので前開きが広いほうがいい。
- 入り口に鳥たちが止まれるようにしたい。
まずはこれを念頭に商品を探しました。
今までのケージを網だけ使い回すのも考えましたが、そこまでの数もないのとなにかあったとき用のために残しておきたい。そのため新しく網だけ売っていないかをネットで探してみました。
まず網は以下のものを選定しました。
前網大は入り口がついているので必要。
後網特大は幅が90cmなので字のごとく後網全面にそのまま使えました。
後網大は側面に使います。15cmはみ出るのですが、はみ出た部分を切り、前側の左右に取り付けます。
その他の必要な部分はホームセンターで揃えました。画像を参考にしてください。
レッツDIY!!
まず金網大(60x60)を45cmで縦に切断します。
切断にはレシプロソーを使用しましたが、金属用ののこぎりとかでも切断できると思います。
本当は木を切るようにレシプロソーを買いましたが、家でやるとめちゃくちゃうるさいですね・・・
なので木は持っているのこぎりで手動で切りました。
切断部分尖っているのでヤスリなどで鳥も人も怪我しないように丸めます。
切ったあとはもう取り付けるだけです。ビスを木に固定するので電動のインパクトドライバーと木工用のドリルも一つあるだけでだいぶ捗りますのでDIYされるなら持っていたほうがいいかもしれません。
金網の取り付け
まずは奥の金網を固定します。固定はタイバンドで固定します。キンカチョウなら多分食いちぎられることないだろうという判断でしました。番線で止めるという方法もあるみたいですね。
両サイドも先程切断した金網(45x60)を固定していきます。
次に正面両サイドに切断した金網(15x60)を取り付けていきます。調整するのでタイバンドは一旦緩めに固定します。
正面中央に前網大(60x60)をタイバンドで仮止めします。このときに両サイドの切断した金網と接触しないように調節してください。
次に丁番を金網とシステムラックの天板に固定していきます。
ネジ止めする前にかならず木に下穴を開けてください。そのほうが作業しやすくなります。下穴はネジ3.5mmに対して3mmのドリルで開けます。2.5mmの下穴だと固くてとてもネジが入りにくいです。
前網大の下に三箇所同じように取り付けます。
次に網上部分に「打掛」を取り付けます。
ここまで来たら自作ケージも8割完成です。
前網が開くかどうかを確認します。
打掛を外すと前網全体が開くようになったので掃除とかもしやすいかなと思います。
次にケージ入り口を開けて固定するようにします。
真鍮あおり止めの引っ掛ける部分のみを使用します。
ラジオペンチなどで一旦輪っかの部分を歪めて入り口に取り付け、歪みをもとに戻します。
入り口に止まれるところも
次に鳥たちが止まれるところを作ります。
収納などで網に引っ掛けるフックと木の板で作成します。
入り口左右に引っ掛け、木の板を置いてグルーガンでフックと木を接着します。以上です。
作ってからだったのですが、百均でもフックのトレイが売ってたのでもしかしたらこっちのほうが利便性いいかもしれないことに気づきます💦
ケージの中のパーチ
最後にパーチも自作してみました。
キンカチョウに多い趾瘤症、とまり木のサイズが合っていないことも一つの要因であったりするようです。
かといって市販のパーチでは直径12mmとちょっと大きめ。
なのでホームセンターで売っている丸棒を使用しました。
直径10mmのを使用しています。ジャンボなので9~10mm程度がいいかなと。
ノーマルサイズのキンカだとだいたい8mmのものがちょうどよかったりするみたいですね。
(過去に踏む場所が一定にならないようにロープパーチも使ってみましたが、しらたまの足裏が出血したので使用を中止しました。現在木のパーチを使っていますがみんな出血はしていません。)
ケージの幅の2cm程度多めに切ります。で左右にのこぎりで溝を入れれば完成です。
今現在の自作ケージの様子
最初は皆怖がってましたが、一度慣れると快適と思ってくれているのか放鳥しようとしても中々出てこないこともよくあります。最初はヒナたちと大人たちと上下に分けようかと思ったのですが、皆同じところに入ったので一つだけにしました。
最後に
実際道具や部品を揃えてからになったので構想から出来上がりまでに1ヶ月程度、作成に取り掛かってからは約半日程度時間かかりました。実際の費用についても道具から揃えていったので結構かかったかも
材料費だけだとおそらく1万円以内で収まっているのではないかと思いますが、わかりません。
作ってみて色々と考えたり部品や材料を見て回るのはとても楽しかったので作ってよかったです!
この子達も喜んでくれているといいなぁ・・・
今後は耐久性なども見ていきたいと思います。
その他、自作は自己責任なところもあるのでそのあたりは各自の判断でお願いします。
作成の質問などありましたらSNSで質問いただければ答えられるところはお答えしたいと思います。
ではでは✋